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コラムcolumn

宇賀千咲のダンス!ダンス!ダンス! / CHISAKI UGA(宇賀千咲)
第4回「たくましく、全力で駆け抜けた日々」

2年間の短大時代は、服作りの勉強とダンスのレッスン(パートナーが東京へ行ってしまったので、ひとりで・・・)、そして思いっきり遊びました。そんな楽しい学生生活が終わり、いよいよプロとしてスタートしました。もちろんパートナーを追っかけて、東京へ行き、一緒のダンススタジオに勤めました。有楽町の小嶋鉄治ダンススタジオで、すごいところでした。狭いスタジオに、毎日世界チャンピオンをとった先生に師事を求める人でごった返していました。そのメンバーは日本チャンピオンを含めてすごい人ばかりでした。そんな中で私とパートナーは、毎日朝早くから夜遅くまで、掃除に始まり、帳面付け、先生・生徒のお世話等あらゆる雑用をこなしていました。もちろんお給料は余り頂けず、パートナーとの二人分を合わせても、生活はできませんでした。

そこでまた学生時代、海外メーカーへ直接交渉して、生地を送らせてドレスを作り上げてしまった、たくましい私が登場します。スタジオに来ていた足つぼマッサージの先生から手ほどきを受け、マッサージのアルバイトで稼ぎ、同じくネイルの先生から技を盗み、ネイルでも稼げるようになっていました。またテレビのオーディションを片っ端から受けて、エキストラに始まり、再現ドラマの役者に抜擢されたりもしました。これは小学校の時、子役の仕事をしていたので、慣れていたのでしょうか。そしてもちろん一番稼げたのは、ドレスです。私は自分で作ったドレスを着ていましたが、それが評判でいろいろな人から依頼を受けるようになりました。今もその頃からのお客様にお付き合いしていただいています。本当に感謝、感謝です。

こんなに一生懸命働いたのは、もちろん生活のためでもありますが、それよりも年3回のダンス留学をするためでした。そのときは必死でしたが、良い思い出でもあり、今の自分をつくった貴重な経験でもあります。