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コラムcolumn

宇賀千咲のダンス!ダンス!ダンス! / CHISAKI UGA(宇賀千咲)
第6回「チャンピオンになりたかった」

前回は、パートナーとの別れがあり、ドレスづくりを本格的に始めた頃のお話でした。ジャンティのスタートです。大阪駅に近い福島で2LDKのマンションを借りて、5人の生産チームを作ってのスタートでした。私の仕事は、デザインと営業です。営業と言っても、スタジオに売り込みに行くことはなく、お客様の紹介がほとんどでした。「あなたの着ているドレスいいわね。」「これはジャンティのものよ。紹介しましょうか。」という具合に、口コミで「ジャンティのドレスは着やすくて、踊りやすく、きれいに見えて、リーゾナブル。」という噂が広がっていきまあした。そして順調に業績も伸びていきました。本当にありがたいことです、皆様には感謝感謝です。

ダンスに関しては、新しいパートナーを見つけ、プロとして競技会に出ていました。何とかチャンピオンになりたい、という気持ちで頑張っていました。普通はスタンダード、ラテンどちらかに偏るのですが、私は両方で競技会に出ていました。全部の種目を踊れるオールマイティーなダンサーを目指していたからです。

それがドレスづくりには大変役立つことになります。ダンスのキャリアに関して、両親のおかげで、小学校からダンスの世界に入り、中学から本格的にレッスン、高校からパートナーと競技会に出ていました。そして、先ほどお話ししたように、プロとしてラテン、スタンダードと幅広いダンスに挑戦しました。

このキャリアで得たものは、「眼」だと思います。一人一人の、体型、ダンスの特徴からどんなドレスがその人に一番適しているかが見えるようになったのです。その人が一番引き立つドレス、つまり競技会で勝てるドレスです。いつも心がけていることは、その人とパートナーと一緒にお会いして、できれば実際の曲で踊ってもらいます。そうすると、一番引き立つドレスがイメージできます。単に、ドレスを作るだけでなく、その人をプロデュースするつもりでやっています。ちょっと宣伝みたいになってきましたね。今回このへんで失礼します。